第1話はこちら→【「おく村」さんと出会う。】
マルシェへ行った日からしばらくして、家族で食事会をすることになりました。
場所を選ぶとき、私の頭に浮かんだのはマルシェで出会った「日本料理 おく村」でした。
そして、「この感動のお返しに、絶対いつかこの料亭に行こう」と思ったことでした。私はすぐに電話をし、「日本料理 おく村」の予約を取りました。
当日、「覚えているかな・・」と内心ドキドキしながらお店へ向かいました。
お店に入ると、出迎えてくれたのは、白い割烹着を着た明るい男性でした。
料理長で、私に名刺を渡してくれた、奥村さん本人でした。
料理長で、私に名刺を渡してくれた、奥村さん本人でした。
「お久しぶりです!!
またお会いできて嬉しいです。
今日はよろしくお願いします」
と嬉しくて話しかけました。
すると、奥村さんがこう語ったのです。
「お久しぶりです!!
僕もお会いできて嬉しいです。
ずっと探していたんですよ」
(えっ。探してくれていたんですか!)と内心感動。
「あのあとも福岡でマルシェをする機会があって。
探したけど見つからなくて残念だなあと思っていたんです。
そうしたら予約のお電話が来て、すごく嬉しかったです」
(えっ。そんなに・・・)と再び感動。
そしてさらに奥村さんは続けました。
メッセージまでついていてすごく嬉しかったです。
実はですね、メッセージカード、1枚は飾っているんですよ!」
(飾っているんですか!??)と驚愕。
そしてとどめの一言をおっしゃいました。
「もう1枚はね、名刺入れにいれて持ち歩いてるんですよ!!!」
(えーーーーっ!!!)
「あの時、すごく元気づけられました。だから、今もこれを見て元気をもらっているんです!持ち歩いてたら、本当に会えて嬉しいです」
(う、感動・・!!!※写真は関係ありません笑)
このカードが・・
今はここに・・!
本当に嬉しかった。
最初、私には
○「与える」ことをしたい。「与える喜び」を知りたい。
○熊本の人に、元気と思いやりを渡したい。
という思いだけがありました。
そしてその結果、
○奥村さんとの新しい縁ができた。
○「元気づけられました」と、何度も言ってくれた。
○メッセージカードを肌身離さず持ち歩いてくれていた。
↓
そのことで私は
○与えたつもりが、想像をはるかに上回る喜びをもらうことになりました。
(まさか、カードを持ち歩いてくれているなんて。)
(まさか、私を探してくれていたなんて。)
(まさか、こんなに「元気づけられた」「ありがとう」と言ってもらえるなんて。)
文字にすると簡単ですが、心の芯から、魂から、震えるような喜びだったのです。
竹田製菓の創業者で日本一の大株主だった竹田和平さんは、こう言っておられました。
『金貨を与える喜びが10だとしましょう。
しかし貰う側は10倍、つまり100喜んでくれるんです。
すると90喜びが増したことになります。
その90は巡りめぐって、自分のところに帰ってくるんです!
帰ってこないことがないんです!』
(詳しくは、こちらから。→【「与える喜び」を知っていた、過去の偉人たち。】)
それは、本当でした。
私が特別感動しやすいからだと思いますか?
私が特別心が優しいのでしょうか?
いいえ、違います。
私の感覚は普通です。「もらう」ことの方が嬉しい人間でした。色んな邪念もわいてきます。「こんなことしてどう思われるか・・」と不安にもなります。
でも、人生を豊かにしたいと思ったとき、「与える」ことが大事だと知ったんです。
そして、
「与える」ことについて、一生懸命考えてみただけです。
「与える」ことに集中して、行動をしてみただけです。
だから、成功者たちが語る「与える喜び」とは、あなたにも今すぐ味わえるものなのです。
ということで、奥村さんのおかげで、「与える」ことの素晴らしさに目覚めた私。さらに行動を続けていくのでした。
第3話へ続きます!
CHIHIRO
☆おまけ☆
「おく村」さんで頂いたお料理たち・・とても美味しかった。
皆さんも熊本に行く際はぜひお立ち寄りください!
元気で明るい素敵な料理長、「奥村さん」もいらっしゃいます(^^♪
―「与える喜び」が心に沁み込む!―
第1話 ○「おく村さん」と出会う。
第2話 ○3か月後、再会する。
第3話 ○Tiffanyで、出会う。←明日は、こちらです。
第4話 ○涙の再会。
第5話 ○そのほか、小さいあんなことやそんなこと。
第6話 ○「与える」が生み出す奇跡。
第7話 ○「もらう」と「与える」の関係性。
【CHIHIROの自己紹介】
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